おしゃれに空間を演出するこたつ布団の選び方!
「こたつ布団は野暮ったい」「部屋がダサくなりそう」そんなイメージはありませんか?
実は、「和モダン」「北欧」などおしゃれなテイストのこたつ布団が増えてきています。スタイルに合わせてピッタリのこたつ布団を選べば、理想のお部屋を演出できるでしょう。
こたつ布団はお部屋の雰囲気を左右する大切なインテリア。広がる面積が大きいので冬の間だけの特別なスタイルを演出できます。
和モダンスタイルのお部屋に合うおしゃれなこたつ布団を選ぶコツ3ポイント
こたつのあるお部屋を和モダンスタイルにかっこよく仕上げるポイントは次の3つです。
ポイント1:渋くて味のあるカラー配色
ポイント2:自然を感じる素材感
ポイント3:和モダンスタイルを加えるアイテム
和モダンのカラーは見る人に落ち着きと安らぎを与えます。違和感や驚きをあたえない自然なカラー配色が「和モダン」スタイルのカギになります。
次に大切なのが「素材感」です。和モダンを引き立てるなら「天然素材」がおすすめです。日本で長く親しまれてきた「籐」「竹」「木綿」「い草」などの素材は和モダンスタイルによく合います。
洗練された和の雰囲気を高めてくれるでしょう。
こたつ布団に取り入れるなら「木綿」がおすすめです。
こたつ布団で和モダンスタイルをつくったら、アイテムで空間を整えましょう。和モダンの雰囲気を引き立てるインテリアをご紹介します。
ポイント1:渋くて味のあるカラー配色
日本のカラー配色はいたってシンプルです。華美な装飾がありません。一言で言ってしまえば「渋い色」です。
欧米では「同じ色」ととらえられているカラーにも、日本では「たくさんの名前」があります。自然の色がもつ無限のグラデーションをとらえて、楽しむのが日本のスタイルです。「墨」「茜」「萌黄」「紺藍」「枯草色」自然の中の色を楽しむのが和の心。こたつ布団にも取り入れたい配色です。
和の色は飛び出してしまうことがないので、他の色と調和してお部屋を落ち着いた印象にしてくれます。こたつ布団を選ぶときは、あなたが心地よく感じる自然の色を選びましょう。和モダンの落ち着いた空間に仕上がります。
ポイント2:素材感
和モダンのこたつ布団なら「木綿」素材がおすすめです。近年、ポリエステルなどの化学繊維のこたつ布団も増えてきていますが、日本の布文化は木綿によって育まれてきました。そのため、木綿は「和モダン」のスタイルによくなじみます。
木綿は染料が優しく馴染むのが特徴で、天然染料で染めていた頃の温かみを出すことができます。吸湿性に優れているのでこたつの中で汗をかいてしまっても快適に使用できるでしょう。
素材を選んだら織り方にも注目してください。日本では地域によって独自の「織り方」が発展してきました。
「久留米織」はやわらかな中にも強さがある素材感。「しじら織」は表面が波上になっていて清涼感のある素材感。織り方によって特徴は様々です。
同じ木綿素材でも、織り方によって表情がかわります。ぜひ素材感にこだわってこたつ布団を選んでみてください。
ポイント3:和モダンスタイルを加えるアイテムをプラス
こたつ布団が決まったら、座布団などのアイテムで「和モダン」を仕上げていきましょう。和モダンスタイルにオススメなのは次のアイテムです。
・座布団(長座布団)
・座椅子
・ユニット畳
・い草ラグ
座布団と座椅子で低いインテリアに統一
和モダンスタイルは低いインテリアでそろえるのがポイントです。日本は床に座る文化の国。座布団や座椅子でこたつ周りに低いインテリアを配置しましょう。インテリアが低いとその分天井までの空間が広くとれて開放感がうまれます。
床に「い草」があると和モダンが引き立つ
洋室であればあえてユニット畳などで、い草を床に取り入れるのがおすすめです。フローリングとのコントラストで「和モダン」を演出できます。
ユニット畳よりも手軽なのが「い草ラグ」です。厚めのふっくらとしたい草ラグなら底づき感もなく敷くだけで天然素材を取り入れることができます。