こたつで節電
寒い冬に大活躍するこたつですが、こたつは他の暖房器具に比べて電気代が安い事をご存知でしょうか? この記事では、こたつの電気代と、よりエコな使い方が出来る節電術をご紹介します。
こたつの電気代
こたつの消費電力は、強弱の設定によって違ってきます。表で見てみましょう。
設定 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
弱 | 100W 〜200W | 2.7円〜5.4円 |
中 | 300W〜400W | 8.1円〜10.8円 |
強 | 500W〜600W | 13.5円〜16.2円 |
500W〜600Wまで消費するのは、あくまでこたつが温まるまでの間ですので、こたつが温まってからは平均で200W〜300Wの消費電で収まります。
ですので、電気代も1時間あたり2〜6円が平均値と言えるでしょう。
その他暖房器具との比較
その他の暖房器具と比べるとどうでしょうか。ホットカーペット(HCP)、エアコンの2つの消費電力と電気代を比較してみましょう。
器具 | 消費電力 | 電気代 |
---|---|---|
HCP(3畳) | 740W | 20円 |
エアコン | 680W | 18円 |
こたつ | 300W | 8円 |
この表で見るように、こたつの電気代は他の暖房器具の電気代に比べて格段に安い事が分かります。
こたつの節電術
ここからは、電気代をもっと安くするためのこたつの節電方法をご紹介します。
敷布団やラグを敷く
こたつ敷布団やラグを敷けば、床下からの冷気を防ぐことで保温性が高まり、消費電力を抑えることができます。 こたつ掛け布団とこたつ敷布団がセットとなった商品もございますので、お部屋のコーディネートもしやすくなります。
掛布団はこたつの大きさに合ったものを使う
掛布団の大きさも、電気代節約の大きなポイントです。 こたつテーブルの大きさにあった掛布団を選んでおかないと、保温性が弱まってしまい、無駄な電力を消費してしまいます。 テーブルの大きさと布団の大きさの対称は以下の通りです。
テーブル | 掛布団 | 人数 |
---|---|---|
75×60cm | 170×170cm | 1人 |
75×75cm | 190×190cm | 2人 |
80×80cm | 205×205cm | 4人 |
設定は「中」以下で
先ほども見た通り、強弱の設定によってこたつの消費電力は違ってきます。
電気代を節約したいときは、設定を「中」以下に抑えるのが一番ベストと言えます。
先ほど紹介したこたつ敷布団などを上手に使えば、「中」以下の設定でもしっかりと温まることができます。