い草製品を長く使っていただくためのお手入れ情報を掲載しております。
ご使用前の準備方法について解説します。
1.敷く前に乾拭き
畳・い草製品には、製造工程において染土や染料が使用されています。
ご使用前に、それらの成分を拭き取りましょう。
2.畳の目に沿って丁寧に
拭くときは、乾いた雑巾などで畳の目に沿って丁寧に拭きましょう。
3.水拭きは避ける
水拭きは、カビや痛みの原因になりますのでやめましょう。
1.週に1回程度の換気
週に1回程度、お天気の良い日には窓を開けて換気をしましょう。
2.ゴミや埃は、掃除機やほうきで掃き出す
表面のゴミやホコリが気になる時は、畳の目に沿って掃除機で吸い取るか、ほうきで掃き出してください。
※畳の目に対して垂直に掃除機をかけると、畳を傷める原因になりますので注意しましょう。
3.気になる汚れは拭き取る
濡れたり汚れが気になる時は、畳の目に沿って乾拭きしてください。
※ゴシゴシと強く拭いたり畳の目に対して垂直に拭いてしまうと、痛みの原因になりますのでやめましょう。
※水拭きも、カビや痛みの原因になりますのでやめましょう。
4.い切れはハサミで切り取る
い切れが起きた場合は、ハサミで根元からカットし指でなじませてください。
それ以上飛び出ることなく、お使いいただけます。
5.定期的に清掃する
長時間敷きっぱなしにならないように、定期的な清掃を心がけましょう。
※使わない時は、湿気や紫外線に注意して、押入れなどに保管してください。
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用意するものは「ござ・上敷き」「乾いた雑巾」「上敷きを止める鋲」の3点をご用意下さい。
鋲は以下を参考にお部屋の畳数に合わせてご使用ください。
1.上敷きの表裏を確認
縁の折り返しや縫い目があるのが裏になります。敷き込む前に、上敷きの表裏を確認しましょう。
敷く方向を確認したら、畳の中心に上敷きを敷いていきます。
2.中央を鋲で仮止め
鋲はまっすぐ垂直に差し込み、上敷きの中央を鋲で仮止めしてください。
3.お部屋の奥側を仮止めしてシワを伸ばす
シワを伸ばす時のポイントは縁が重なる部分を持って優しく伸ばしましょう。縫い目の部分を持つと破れてしまいますので、注意してください。
4.本止めして乾拭き
同じく上側もシワを伸ばし、下側から中央の仮止めを外し、しっかりと本止めしてください。
最後に両側を本止めしたら乾いた布で乾拭きをして完了です。
※上敷きがはみ出す場合は、端を折り曲げてから鋲で止めてください。
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1.完成イメージを確認
6枚3畳用の置き畳の敷き方を解説していきます。
畳はい草の目によって見え方が異なります。始めに完成イメージを意識しながら組み立てるのがポイントです。
※右イラストのように、畳の目を縦と横に交互になるように敷くことを「市松敷き」と言い、濃淡が出て綺麗に見えます。
2.ジョイントを取り付け
目の向きを確認したら、畳を引っくり返してジョイントを取り付け、表面に戻して床に敷けば1枚目は完了です。
3.置き畳を連結
3枚目以降も同じ要領で、連結してください。 6枚全て連結したら完成です。
※余ったジョイントは予備パーツとして保管してください。
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