畳マットレスとは?
畳マットレスは、その名の通り畳でできたマットレスのことです。
畳の機能性を活かした畳マットレスは、通常のマットレスでは体感することができない様々なメリットを得ることができます。
この記事では、そんな畳マットレスの特徴や選ぶときのポイント、さらに当店オススメの畳マットレス商品について解説、紹介していきます。
マットレスのご購入をご検討されている方、い草製品にご興味のある方はぜひご覧ください。
畳マットレスのメリット
畳には高い吸湿性や消臭効果、リラックス効果など、嬉しい機能が多く備わっています。 そんな畳の良さをマットレスに応用したものが、畳マットレスです。 ここでは畳マットレスを使用することで得られるメリットを、3つに絞って紹介します。
- ・吸湿性が抜群
- ・汗の匂いが気にならない
- ・い草の香りでリラックス
それぞれ見ていきましょう。
吸湿性が抜群
い草には非常に高い吸湿性が備わっており、その力は綿の約2.5倍とも言われています。
そのため湿度がこもりにくく通気性が良いので、常にサラサラとした肌触りで快適にご使用することが可能です。
そのまま使用することはもちろん、布団の下に敷くことで布団のカビ防止にもつながります。
就寝中の寝汗が気になる方や、フローリングの上に布団を敷きたい方にオススメです。
汗の匂いが気にならない
マットレスは就寝中に使用することがほとんどだと思いますが、
寝汗のせいでマットレスが臭くなってしまったという経験をされた方は少なくないと思います。
い草には非常に高い消臭効果があることが、最近の研究で明らかとなっています。
実験では、汗の匂いの原因である酢酸物質を90%も減少させた実績が残っています。
ですので、い草が持っている消臭効果で、マットレスが臭くなってしまうことはありません。
い草の香りでリラックス
畳といえば、あの心地よい”い草”の香りを思い浮かべる人も多いと思います。
い草にはさまざまな芳香成分が含まれており、分かりやすい例で言うと紅茶の香りやバニラの香りと同じ成分が含まれています。
また、い草が含んでいる芳香成分として最も多いのが、森林にも含まれているフィトンチッドという成分です。
つまりい草の香りを感じることは、森林の心地よい香りを感じることと同じと言えるわけです。
畳マットレスを使うことで、い草の香りのリラックス効果を得られ、睡眠の質も上げることができます。
畳マットレスのデメリット
ここでは、畳マットレスのデメリットについても解説します。畳マットレスのデメリットとして考えられるのは、下記の3つです。
- ・洗濯ができない
- ・日焼けする
- ・固さを感じることがある
洗濯ができない
畳マットレスのデメリットとして一番に挙げられるのが洗うことができないという点です。 い草は布などに比べて汚れが付着しない特性があるので本来洗う必要はありませんし、 衛生面でも問題はありませんが、定期的に水洗いをしないとどうしても気持ちが悪いという人はあまり使用をオススメできません。
日焼けする
次に挙げられるのが、日焼けしてしまうという点です。畳は長い間使用していると、い草が日焼けしてしまい色が褪色してしまいます。 日焼けをしたからといって品質に問題が出てしまうことはありませんが、見た目が気になる方は注意が必要です。
固さを感じることがある
畳マットレスはい草の程よいクッション性が特徴的ですが、通常のマットレスに比べると固さを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。 低反発素材のマットレスなど、体全体を包み込むようなマットレスを探している方には、オススメはできません。
畳マットレスを選ぶポイント
ここでは、畳マットレスを選ぶときのポイントについて解説します。 いざ畳マットレスを買おうとなったとき、どんなものを買えばいいか悩む方もいらっしゃるかもしれません。 下記の4つのポイントを押さえれば、お客さまに合った畳マットレスを選ぶことができるでしょう。
- ・中材
- ・サイズ
- ・厚み
それぞれ見ていきましょう。
中材
一番に押さえておきたいポイントは、畳マットレスの中材です。
中材は、畳マットレスの使用感を決める一番重要なポイントです。
畳マットレスに使用される中材として一番多いのは固綿です。
固綿は一般的な敷布団にも使用されている素材で、程よいクッション性とへたりにくさが特徴です。
次によく使用されているのが、不織布(フェルト)です。 カーペットの裏地などさまざまな方面で使用されている不織布は、フローリングの上に敷いても傷がつくことがなく、作りも頑丈なものが多いです。 軽量なので持ち運びも簡単です。
低反発素材のウレタンフォームを使用しているものもございます。ウレタンフォームは抜群のクッション性が特徴の素材です。 クッションや低反発マットレスなどにも使用されている素材なので、クッション性を重視する方には特にオススメです。
サイズ
次に押さえておきたいポイントは、サイズです。畳マットレスのサイズは一般的な寝具のサイズに合わせて作られたものがほとんどです。
販売されているものはシングルサイズとダブルサイズが多いですが、家族で広く使いたいと言う方は、連結して使用するタイプの畳マットレスもオススメです。
使用する用途や布団のサイズに合わせて、サイズを決めるといいでしょう。
厚さ
厚さも、畳マットレスの使用感を決める重要なポイントです。
厚さは中材の厚みによって変わってきます。
不織布タイプのものは布団と併用することを想定して作られているので10mm程度と少し薄めのものが一般的ですが、
固綿タイプのものは10mm〜50mmと幅広い厚みの商品があります。30mmくらいの厚みであれば、布団と併用せずそのまま使用できます。
布団を併用するかしないかで、厚みを考えてみるといいでしょう。
当店おすすめの畳マットレスをご紹介
ここからは、い草屋さんこたつ屋さんで販売しているオススメの畳マットレスをご紹介します。 専門店ならではの高品質な畳マットレスばかりですので、ぜひ畳マットレス選びのご参考にされてみてください。
5連 畳マットレス 夢見畳 シングル

夢見畳は、当店で一番人気の畳マットレスです。
国産のい草と従来品より頑丈な不織布を使用しているので耐久性に優れ、末長くご愛用いただけます。
また、5つ折りが可能なのでコンパクトに収納できます。
フローリングの上に布団を敷きたい方に、オススメの商品です。
畳マットレス ごろ寝 ノア

ごろ寝ノアは、固綿をたっぷり40mmも使用したふっくらタイプの畳マットレスです。 固綿に型を押しているので、折り畳みやすく収納も便利な作りとなっています。 表地から中材まで全て日本製の作りになっているので、素材にこだわりたい方にもオススメです。 布団なしでも使用できる商品です。
畳マットレス シルフ

シルフは、マットレスと枕が一緒になった作りの商品です。仰向けだけでなく、うつ伏せなどいろんな姿勢で寝ることが可能です。 中材にはウレタンフォームを使用しているので、フローリングの上に敷いても底つき感がなく快適に使用することが可能です。
まとめ
以上、畳マットレスについての解説でした。 畳の機能性を活かした畳マットレスには、睡眠の質を向上してくれる嬉しい効果がいっぱいあります。 畳マットレスを使って、毎日の睡眠を心地よいものにしてみませんか?