上敷き 三六間

三六間の茣蓙(ござ)・上敷き一覧です。三六間(さぶろくま)は、中部地方で広く使われているサイズです。東北、近畿、四国、沖縄でも使われている、少し特殊な種類のものになります。 1畳の大きさは91cm×182cmと少し大きめのサイズになります。 中京間、福井間と呼ぶこともあります。

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い草のよくあるご質問

い草は、畳に使われている素材になります。 い草には、消臭効果や調湿効果、空気浄化力など、お部屋の環境を快適にしてくれる機能が多く備わっています。

い草は、生産工程の中で泥染め加工という加工を施します。 これはいわばお化粧のようなもので、い草の耐久性を上げるための大事な工程になります。新しい畳のあの心地よい香りは、この泥染め加工によるものです。

無染土い草は、先の泥染め加工を施していない、いわばすっぴんの状態のい草です。 染土の粉が舞わないので、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけます。また、カビも発生しずらい特性があります。

雑巾で乾拭きをして、染土や染料を取り除いてください。 往復2回が目処です。水拭きはカビの原因になりますのでおやめください。

い草には空気浄化力がございます。空気中に潜む有害物質を吸着することで、お部屋の空気を綺麗にしてくれます。 また、い草の表面には抗菌作用がありますので、寝転んでも安心です。

い草は湿気対策が重要です。い草は空気中の水分を吸放出する効果がありますが、過剰に水分を吸ってしまうとカビの原因となってしまいます。 部屋の換気を行なって、い草に新鮮な空気を吸わせるようにしてください。

普段の掃除は、掃除機やほうきでゴミを取り除くだけでOKです。汚れがついたときは雑巾で乾拭きしてください。

使わないときは、直射日光と高温多湿を避けて保管してください。押し入れのなかなどがオススメです。

飲み物をこぼした場合は、すぐに拭き取るようにしてください。 こぼした量が多い場合は、拭き取ったあと、濡れた部分に食塩を馴染ませて掃除機で空いとると、カビの発生を抑制してくれます。

柄のついたござのことを、花ござと言います。 染色されたい草を緻密に織り上げることで、繊細な柄を表現します。洋室にも使うことができる、おしゃれなござです。

い草には、独特のにおいがあります。心地よいと感じる方もいらっしゃいますが、苦手意識を持たれる方もいらっしゃいます。 通常1ヵ月ほど使用すれば、においは気にならなくなります。

畳・い草製品をフローリングに敷きたい場合は、裏面に滑り止め素材をつけたござがオススメです。 また、フローリングを手軽に畳空間に変えられる置き畳などの商品もございます。

カビが生えたときは、カビをブラシで取り除いてください。そのあと風通しの良い場所において、い草に新鮮な空気を吸わせてください。

ダニが発生した場合は、掃除機などでダニを吸い取ってください。市販のダニ除去スプレーなどの使用も可能です。

品質上問題はございません。 い草は自然素材ですので、1本1本に色差があります。気になる場合は、針などを使って取り除いてください。

日焼けにより変色していきますが、性能に影響はございません。 気になる場合は、上敷きなどを敷いて日焼け対策をしてください。

ござ(上敷き)のサイズについて

この記事では、ござ(上敷き)のサイズについて解説します。 1畳、2畳という単位でその大きさを数える上敷き(ござ)ですが、同じ畳数でも「江戸間◯畳」「本間◯畳」と、その種類は複数あります。 それぞれの種類の大きさを解説しますので、ご購入の際の参考になれば幸いです。

江戸間

江戸間は、その名の通り関東を発祥としたサイズで、全国で広く使われている一般的なサイズになります。 1畳の大きさは88×176cmになります。 縦の長さが5尺8寸あるので、五八間と呼ぶこともあります。

本間

本間(ほんけん)は、西日本で広く使われているサイズで、江戸間の次に多いサイズとなります。 1畳の大きさは95.5cm×191cmと、この中では一番大きなサイズとなります。 地名を取って、京間や関西間と呼ぶこともあります。

中京間

中京間は、中部地方で広く使われているサイズです。東北、近畿、四国、沖縄でも使われている、少し特殊な種類のものになります。 1畳の大きさは91cm×182cmと少し大きめのサイズになります。 三六間(さぶろくま)、福井間と呼ぶこともあります。

団地間

団地間はその名の通り、公団住宅、アパート、マンションなどの共同住宅で使われているサイズです。地域は問いません。 1畳の大きさは85×170cmとこの中では一番小さいサイズになります。 縦の長さが5尺6寸あるので、五六間と呼ぶこともあります。

六一間

六一間は、広島県、山口県を中心とした瀬戸内海沿岸部の限定的な地域で使われているサイズです。 1畳の大きさは92.5cm×185cmと中くらいのサイズになります。

1畳辺りのサイズ

それぞれの名称の1畳あたりのサイズ一覧です。

名称 サイズ(1畳あたり)
江戸間 88×176cm
本間 95.5×191cm
中京間 91×182cm
団地間 85×170cm
六一間 92.5×185cm

和室のサイズの測り方

和室にござ(上敷き)を敷きこみたいけれど、どうやって部屋の大きさを測ればいいかお悩みの方は以下の方法で採寸を行なってください。

【1】1畳の大きさを測る

まずは、和室に敷かれている畳を1畳選び、その1畳の大きさを測ってください。 正方形の畳は半畳ものになりますので、長方形の畳を測るようにご注意ください。

【2】1畳の大きさから、種類を割り出す

1畳の大きさが分かったら、上記の表を参考にして畳の種類を割り出してください。

【3】畳数を数える

畳の種類が分かったら、和室の畳の数を数えて、3つある場合は3畳、6つある場合は6畳と、和室の畳数を確認してください。 正方形の畳がある場合は、◯畳半とカウントしてください。 こうすることで、家の和室が江戸間◯畳か、本間◯畳かと確認することができます。 和室の大きさが変則的な場合は、サイズオーダーでのご注文も可能です。ぜひご利用ください。

上敷きサイズ早見表

種類 団地間・五八間 花莚江戸間 上敷江戸間 五八間・関東間 三六間・中京間・福井間 六一間 本間・京間・関西間
幅×長さ 85×170 87×174 88×176 88×176 91×182 92.5×185 95.5×191
主に使用されている地域 公団・アパートなど 全国 全国 静岡・関東・東北・北海道(都市部) 愛知・岐阜・三重・高知・沖縄・関東・北陸 広島・山口を中心とした瀬戸内海沿岸部 関西・中国・四国・九州
1畳 85×170 87×174 88×176 88×176 91×182 92.5×185 95.5×191
2畳 170×170 174×174 176×176 176×176 182×182 185×185 191×191
3畳 170×255 174×261 176×261 176×261 182×273 185×277 191×286.5
4.5畳 255×255 261×261 261×261 264×264 273×273 277.5×277 286.5×286.5
6畳 255×340 261×352 261×352 264×352 273×364 277.5×370 286.5×382
8畳 340×340 348×352 352×352 352×352 364×364 370×370 382×382
10畳 425×340 435×352 440×352 440×352 455×364 462.5×370 477.5×382

上敷きサイズ早見表

種類
団地間・五八間
幅×長さ
85×170
主に使用されている地域
公団・アパートなど
1畳 2畳 3畳 4.5畳
85×170 170×170 170×255 255×255
6畳 8畳 10畳
255×340 340×340 425×340
種類
花莚江戸間
幅×長さ
87×174
主に使用されている地域
全国
1畳 2畳 3畳 4.5畳
87×174 174×174 174×261 261×261
6畳 8畳 10畳
261×352 348×352 435×352
種類
上敷江戸間
幅×長さ
88×176
主に使用されている地域
全国
1畳 2畳 3畳 4.5畳
88×176 176×176 176×261 261×261
6畳 8畳 10畳
261×352 352×352 440×352
種類
五八間・関東間
幅×長さ
88×176
主に使用されている地域
静岡・関東・東北・北海道(都市部)
1畳 2畳 3畳 4.5畳
88×176 176×176 176×261 264×264
6畳 8畳 10畳
264×352 352×352 440×352
種類
三六間・中京間・福井間
幅×長さ
91×182
主に使用されている地域
愛知・岐阜・三重・高知・沖縄・関東・北陸
1畳 2畳 3畳 4.5畳
91×182 182×182 182×273 273×273
6畳 8畳 10畳
273×364 364×364 455×364
種類
六一間
幅×長さ
92.5×185
主に使用されている地域
広島・山口を中心とした瀬戸内海沿岸部
1畳 2畳 3畳 4.5畳
92.5×185 185×185 185×277 277.5×277
6畳 8畳 10畳
277.5×370 370×370 462.5×370
種類
本間・京間・関西間
幅×長さ
95.5×191
主に使用されている地域
関西・中国・四国・九州
1畳 2畳 3畳 4.5畳
95.5×191 191×191 191×286.5 286.5×286.5
6畳 8畳 10畳
286.5×382 382×382 477.5×382

ござ・上敷きの敷き方について

ござ・上敷きを敷く際に、波打ちやシワが目立たないようキレイに敷く方法をご紹介します。

用意するもの

用意するものは「ござ・上敷き」「乾いた雑巾」「上敷きを止める鋲」の3点をご用意下さい。

ポイント:鋲の本数目安

鋲は以下を参考にお部屋の畳数に合わせてご使用ください。

・4畳  14〜18本
・4畳半 18〜24本
・6畳  20〜26本
・8畳  24〜32本

ござ・上敷きの敷き方手順

1.最初に上敷きの表裏を確認しましょう。

ござ・上敷きを敷く前に、上敷きの表裏を確認しましょう。表裏を確認する時のポイントは縁の折り返しや縫い目がある方がが裏になります。

2.上敷きを敷く方向を確認

畳の中心に上敷きを敷いていきます。敷く時のポイントは以下2点です。

・ござ・上敷きを敷く際は、動きやすい格好で行いましょう。
・4畳半、8畳のお部屋に敷く場合は、床の間から見て縦方向に敷きましょう。

3.ござ・上敷きの中央に鋲を刺して仮止めする

ござ・上敷きの中央を鋲で仮止めして下さい。鋲を止めるときのポイントは鋲をまっすぐ垂直に差し込むことがポイントです。

4.お部屋の奥に向かってシワを伸ばす

ござ・上敷きをお部屋の奥に向かって引っ張り、シワを伸ばしてください。 シワを伸ばす時のポイントは縁が重なる部分を持って優しく伸ばしましょう。縫い目の部分を持つと破れてしまいますので、注意してください。

5.お部屋の奥側を仮止めしてシワを伸ばす

お部屋の奥側を鋲で仮止めしたら、続けてお部屋の入り口方向に向かってシワを伸ばしてください。

6.本止めして乾拭き

お部屋の入り口方法にシワを伸ばしたら、しっかりと本止めしてください。ござ・上敷きがはみ出す場合は、端を折り曲げてから鋲で止めてください。
続いてお部屋の奥側の仮止めを外して、しっかりと本止めをしてください。最後に中央の仮止めを外し、両脇を本止めしてください。
すべての本止めし終えたら乾拭きをして完了です。

ござ・上敷きの敷き方について【動画】

茣蓙(ござ)・上敷きのサイズオーダー加工について

当店では茣蓙(ござ)・上敷きのサイズ加工を承っております。 柱や動かせない家具などに合わせてお好みの形へカット加工することが可能です。 詳しくは以下リンクよりご確認下さい。

※ 1枚のござ・カーペットにつき、一回分の料金でお受けしております。
※ 商品持ち込みでの加工はお受けしておりません。
※ カット寸法はcm単位で承ります。㎜単位でのご注文はお受けいたしかねます。
※ ヘリなしの商品をサイズ加工をした場合、ヘリ付きとなります。
※ 加工によりヘリの幅・デザイン・色味が若干変わる場合がございます。
※ 手作業での加工となりますので若干の誤差が生じる場合がございます。
※ 加工後のお客様都合による返品交換はいたしかねます。
※ ご注文の際はご依頼内容に間違いないか確認の上ご注文をお願いいたします。
※ ご注文の確定からおよそ3~7営業日程度での発送となります。(時期や注文状況により大きく異なる場合がございます。)
※ ご注文後にサイズの変更がある場合は、ご注文から24時間以内にご連絡ください。

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